作中に何度も出てくるクラウドが頭を痛がるシーン。

え?このシーン何!?

クリアしても分からないんだけど!
FF7リメイクではこれが何を意味しているのかが分からずエンディングを迎えます。
以下はネタバレ。

クラウドは宇宙生物「ジェノバ」が埋め込まれた実験体です。
ジェノバ細胞は他人の記憶にあわせて自分の姿、声、言動を変化させる能力があります。
親友であるザックスから聞いた話、自分で見たことを混ぜ合わせて幻想の自分を造りだし、その自分を演じ続けています。
なので、造られた幻想が矛盾していることや過去(一般兵だったときなど)の出来事に対し頭を痛がっています。
本記事ではFF7リメイクのクラウドの正体について解説します。(原作のクラウドの設定で解説します。)
クラウドの正体
クラウドの正体は原作のFF7をプレイすれば分かります。
クラウドは「ソルジャー」では無かった!

クラウドは「ソルジャー」と名乗りアバランチの作戦に参加していましたが、なんとクラウドはソルジャーではありません。
クラウドはセフィロスに憧れソルジャーになろうとしますが、ソルジャーにはなれずただの一般兵でした。
それが恥ずかしくて誰にも言えずにクラウドの故郷でもあるニブルヘイムへの任務に同行します。
ある日、ティファがニブルヘイムの橋から落ち怪我をしてしまった時、それを自分のせいだと思い込み、何もできなかった自分の弱さにクラウドは腹を立て、そして、荒れていきました。
クラウドはそのときに英雄「セフィロス」の存在を知りました。
セフィロスのように強くなりたい。
強くなればティファは自分のことを認めてくれる、そう思ったクラウドは「ソルジャー」になることを決心します。
ニブルヘイム事件

一般兵として任務で行ったニブルヘイムである事件が起きます。(話が長くなるので短く説明します。)
クラウドたちはニブル山の魔晄炉で魔晄に浸かっている人間らしきものを見つけます。
神羅カンパニーは魔晄炉でモンスターを作っていました。
そして、一緒に任務に参加していた英雄「セフィロス」がソルジャーも魔晄を浴びた人間で自分もこうして作られたモンスターではないかと疑問を持ちます。
神羅屋敷に篭ったセフィロスは自身が古代種再生計画により作られた人間だと知ります。
その後、気がおかしくなったセフィロスと対峙し、魔晄炉に落とすことに成功しますが、クラウドは神羅に捕まります。
セフィロス・コピー
その後、クラウドはセフィロス・コピーとして実験体サンプルにされてしまいます。
ジェノバ細胞は他人の記憶にあわせて自分の姿、声、言動を変化させる能力があり、クラウドはザックスから聞いた話や自分で見たことを混ぜ合わせて幻想の自分を演じ続けます。
幻想のクラウド | ザックスから聞いた話や自分で見たことを合わせて 幻想の自分を演じてソルジャーとして活動している。 |
本当のクラウド | 陰キャ。ただの一般兵でセフィロス・コピー。 |
セフィロス・コピーとはジェノバ細胞が分裂した状態でも集結するという仮説を立てた宝条によって計画された実験のことで、ジョノバ細胞を移植されたコピーたちが再集結するリユニオンを証明しようとしていました。
FF7リメイクでも宝条が神羅ビルで仮説は正しかったと発言するシーンがありますが、この仮説というのがリユニオンのことです。
つまり、自分の意志でエアリスを助けに来たのではなく、ジェノバ細胞によって引き寄せられたと宝条は言いたいんでしょう。
クラウドの頭痛の原因
つまり、クラウドは幻想の自分を演じているので、矛盾していることや過去(一般兵だったときなど)の出来事に対し頭を痛がってるのです。
FF7リメイクの続編ではクラウドの真実が明らかに!?
原作のFF7、リメイクでもミッドガル脱出ではクラウド自身についてはあまり語られません。
原作では終盤になってようやくクラウドの真実の姿が分かり、セフィロスとの最終決戦に挑みます。
FF7リメイクの続編でも演出や表現の仕方が変わっているかもしれませんが、クラウドの真実が分かるでしょう。
まとめ
- クラウドは宇宙生物「ジェノバ」が埋め込まれた実験体。
- ジェノバ細胞は他人の記憶にあわせて自分の姿、声、言動を変化させる能力がある。
- 造られた幻想が矛盾していることなどや過去のことに対し頭を痛がる。
- FF7リメイクの続編でもクラウドの真実が分かるイベントはあるはず。
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